タリム盆地で巨大天然ガス田を発見―新疆ウイグル自治区

Record China    2011年8月6日(土) 12時7分

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3日、ペトロチャイナは新疆ウイグル自治区のタリム盆地で巨大な天然ガス田が複数発見されたことを明かした。うち大北ガス田と克深ガス田の埋蔵量は2000億立方メートルに達しているという。写真はタリム盆地のガス田。

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2011年8月3日、ペトロチャイナ(中国石油天然気集団)関係者は、新疆ウイグル自治区のタリム盆地で巨大な天然ガス田が複数発見されたことを明かした。うち大北ガス田と克深ガス田の埋蔵量は2000億立方メートルに達しているという。5日、21世紀経済報道が伝えた。

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タリム盆地では2010年、原油800万トン、天然ガス174億立方メートルが採掘された。ペトロチャイナが保有する油田、ガス田としては第3位の規模に達している。今後も生産はさらに拡大される予定で、2020年には天然ガス生産量320億立方メートルを見込んでいる。

中国を代表する巨大プロジェクトの一つ、「西気東輸」(西部の天然ガスを東部沿海部まで輸送する長距離パイプライン)計画は、タリム盆地の巨大ガス田・克拉2が発見されたことを契機としたものだった。現在、パイプラインのひとつである「西一線」は年150億立方メートルを輸送し、華東・華中地域への主要天然ガス供給源となっている。

天然ガスは中国のエネルギー需要をまかなう重要なクリーンエネルギーとして位置づけられている。今年も消費量は急速に拡大を続けており、上半期の消費量は前年同期比18.2%増の526億6700万立方メートルを記録した。(翻訳・編集/KT)

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