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5日、中国政府は新エネルギー車の範囲をプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車と確定し、従来の方針通り非プラグイン式のHVを除外した。
2011年8月5日、中国政府は新エネルギー車の範囲をプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車と確定し、従来の方針通り非プラグイン式のHVを除外した。政府関係者の話として5日付東方早報が伝えた。
中国政府が制定を進めている自動車・新エネルギー車産業の2011年から20年までの長期発展計画の中で示されたとされるが、同計画の発表時期は未定。昨年6月に発表された同計画のパブリックコメント(意見公募)案でも、非プラグイン式HVが新エネ車ではなく「省エネ車」に区分されていたが、業界からはHVは現段階で最も容易に実現できる省エネ技術だとして、新エネ車に組み入れるよう要望が上がっていた。
業界関係者は非プラグイン式が結局新エネ車に組み入れられない理由について、「投入コストが大きく、コストも高い割に、省エネ効率が最大で20%にとどまるためだろう」と分析。コストが安いガソリン直噴ターボエンジン搭載車でも省エネ率が18%に達している車種もあり、非プラグイン式の存在価値が薄れているという。
中国は省エネ車の購入に1台当たり3000元の補助金を支給しているが、新エネ車の場合は出力1キロワット当たり3000元の補助を与えており、PHVには最大5万元の補助が支給される。(翻訳・編集/JX)
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