2011年8月3日、香港亜州電視台による7月初めの江沢民（こう・たくみん）前国家主席死亡報道について、香港放送事務管理局はこのほど、調査を始めたことを発表した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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7月初め、江沢民前国家主席の体調問題が世界的な注目を集めた。危篤状態にあるとのうわさがささやかれるなか、6日、亜州電視台は死亡と報道。翌日、撤回し謝罪する騒ぎとなった。日本でも産経新聞が死亡報道で号外を出している。

香港放送事務管理局は、AFP通信の取材に答え、今回の誤報について41件もの苦情を受け取ったことを明かした。ニュースの真実性を担保することは明文化された義務であると指摘。中国政府の圧力で調査する訳ではないと強調している。（翻訳・編集/KT）