2011年8月1日、北京市の地下鉄構内で先月5日、死者を出すエスカレーターの故障事故が発生したことを受け、このほど中国国内各地で既存エレベーターおよびエスカレーターの安全検査を実施した結果、20台に1台の割合で危険な設備が検出されたという。京華時報の報道。

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国内各地の質量技術監督局は、23万1306台のエレベーターとエスカレーターを検査。うち、約5％にあたる1万1896台が「事故の危険性あり」と診断された。中国全土では162万8000台が稼働中。所有台数では世界一となるが、現在でも年間30万台のペースで増え続けている。

05年以来、中国ではエレベーターやエスカレーターにまつわる事故が年平均40件発生し、年間平均30人の犠牲者を出している。(翻訳・編集/愛玉)