<高速鉄道脱線事故>信号機に設計上の重大な欠陥、誤って「緑」に―上海鉄道局

Record China    2011年7月28日(木) 12時22分

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28日、中国国営メディアは、浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突脱線事故で、事故のあった区間を管轄する上海鉄道局の話として「信号設備に設計上の重大な欠陥があった」と報じた。写真は事故現場。

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2011年7月28日、中国国営新華社通信(電子版)は、浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突脱線事故で、事故のあった区間を管轄する上海鉄道局の話として「信号設備に設計上の重大な欠陥があった」と報じた。

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同局の安路生(アン・ルーション)局長の話として伝えられた。同局長は国務院事故調査グループが温州で同日開いた全体会議で、「信号設備に設計上の重大な欠陥があり、落雷による故障が発生した後、本来は『赤』になるべきところが『緑』になってしまった」と報告した。欠陥が判明した信号機は「北京の某研究設計院」が設計したもので、2009年9月に導入されたものだという。

また当時、信号の誤りに係員が気付かなかったことについては「安全意識が足りなかったと思う」と認めた上で、「係員が新しい設備の構造を十分に理解していなかったため、迅速に対応できなかった。当局が職員に十分な研修を施していなかったことが露呈した形だ」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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