中国初の空母、国防部「研究と訓練が使用目的、試験航行の時期未定」―中国

Record China    2011年7月28日(木) 13時22分

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27日、中国政府は旧ソ連製空母を改装していることを明らかにし、試験航行の時期は準備の進展具合によって決まるとした。現在はパイロットを育成している段階だという。写真は大連造船所に停泊する旧ソ連製空母「ヴァリャーグ」。

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2011年7月27日、中国国防部は、旧ソ連製空母「ヴァリャーグ」を中国初の空母として改装しており、科学的な研究試験と訓練に用いるためであることを明らかにした。また、試験航行の時期は準備の進展具合と照らし合わせて決まるとしており、現在は艦載機のパイロットを育成しているという。新華社通信のウェブサイトが伝えた。

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中国国防部の耿雁生(グン・イエンション)報道官は記者会見で、「中国は平和への道を堅持する」とした上で、中国は長い海岸線を有しており、国の安全と領海の主権、海洋権益を守ることは軍の重要な責務だとし、改装中の空母は研究と訓練のためのものだと語った。中国の国防政策にも変更はなく、空母は国の安全・平和的能力を高めるためのものだとした。

試験航行の時期については、8月1日になるのではないかとの見方があるが、空母の航行にはさまざまな条件が整わなければならず、準備の進展状況によって決まるとした。現在は艦載機のパイロットを育成している段階であり、艦長の人選については決定次第公表すると話した。(翻訳・編集/岡田)

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