中国人が機内でフィリピン大統領の義兄に暴力、逮捕される―フィリピン

Record China    2011年7月26日(火) 11時54分

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23日、フィリピン・マニラ発セブ行きの飛行機に乗っていた中国人の団体がフィリピン大統領の義兄に暴力を振るったとして警察に拘束された。写真はアモイ・マニラ間を飛ぶセブ・パシフィック航空の飛行機。

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2011年7月23日、フィリピン・マニラ発セブ行きの飛行機に乗っていた中国人の団体がフィリピン大統領の義兄に暴力を振るったとして警察に拘束された。25日付で環球時報が伝えた。

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フィリピン紙フィリピン・デイリー・インクワイアラーによると、一行は中国ネット作家代表団の12人。マニラからセブに向かうセブ・パシフィック航空国内便の機内で、そのうちの2人が狭い通路を行ったり来たりしながらキャビンアテンダントの写真を勝手に撮るなど傍若無人に振舞っていた。

これを見かねたフィリピン大統領の姉マリア・エレナ・クルスさんの夫、エルドン・クルス氏が2人を注意したところ、うち1人が逆上し、同氏の首をつかんで暴言を吐いた。機内ではフィリピン人乗客の多くが「中国人は傲慢すぎる。逮捕すべきだ」と怒りをあらわにしたほか、機長がクルス氏夫妻に謝罪した。

また、フィリピン紙マニラ・ブレティンによると、一行12人はセブに到着後、空港警察に身柄を拘束された。うち2人はフィリピン警察に逮捕されたことが確認されている。この2人は24日晩までに同国を退去することを命じられたほか、同国への再訪を禁止された。(翻訳・編集/NN)

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