<高速鉄道脱線事故>なぜ事故車両を埋めたの?報道官も当初は疑問視―中国鉄道部

Record China    2011年7月25日(月) 15時39分

拡大

24日、中国・浙江省温州市で200人以上の死傷者を出した高速列車追突・脱線事故で、事故車両を埋めて証拠隠滅を図ったとされる問題について、中国鉄道部の王勇平報道官は「危険を回避するための応急措置だった」と釈明した。写真は事故現場。

(1 / 4 枚)

2011年7月24日、中国・浙江省温州市で200人以上の死傷者を出した高速列車追突・脱線事故で、事故車両を埋めて証拠隠滅を図ったとされる問題について、中国鉄道部の王勇平(ワン・ヨンピン)報道官は「危険を回避するための応急措置だった」と釈明した。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

事故発生から24時間経たないうちに高架橋から落下した追突車両の先頭部分が重機で破壊され、穴に埋められたことで、ネット上では「証拠隠蔽」との批判が噴出している。王報道官は事故車両を穴に埋めたことを認めた上で、「ネットユーザーらの批判を受け、現場で『なぜこのような馬鹿げた問題が起きるのか?これほど世間に知れ渡っている事故を隠せると思ったのか?』と問いただした」と説明。

それに対する現場からの答えは、「隠そうと思ったのではなく、地面がぬかるんでいたので危険だと思い、とりあえず穴を掘って埋め、土をかぶせただけ」だったと報告した。その上で、「あとは皆さんが彼らの言い分を信じるか信じないかだ。いずれにしろ、私は信じる」と述べ、証拠隠滅ではなかったことを強調した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携