「拷問はしない」中国政府の保証でアモイ事件主犯格の送還決定―カナダ

Record China    2011年7月23日(土) 11時45分

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21日、「中国建国以来、最大の密輸・汚職事件」と呼ばれたアモイ事件の主犯格、頼昌星氏が逃亡先のカナダから中国に送還されることが決定した。写真は同氏が社長を務めた遠華集団が保有していたビル。

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2011年7月21日、「中国建国以来、最大の密輸・汚職事件」と呼ばれたアモイ事件の主犯格、頼昌星(ライ・チャンシン)氏が逃亡先のカナダから中国に送還されることが決定した。22日付で環球時報が伝えた。

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アモイ事件とは、官僚や軍人、そして頼氏が創業した貿易会社・アモイ遠華集団などが手を組んで、石油や自動車などを大量に密輸していた事件。1999年に発覚した。頼氏は同年、カナダに逃亡。中国は12年間にわたり引き渡しを求めてきたが、送還されれば死刑の可能性もあると頼氏が申し立て、送還は猶予されていた。

カナダ市民権・移民省(CIC)は送還されれば拷問されるなどの訴えは憶測に過ぎないと結論づけ、また虐待しないことを保証するとの中国政府外交書簡を提出した。裁判所をこれを認め、頼氏の送還猶予申請を棄却した。(翻訳・編集/KT)

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