<中華経済>電気路線バスの発火事故が多発、背後に技術問題も―中国

Record China    2011年7月21日(木) 20時13分

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18日正午ごろ、中国上海市中山公園近くで825線の純電動式の路線バスが発火する事故が起きた。バスは、上海雷博新能源汽車技術公司が生産した。同社の厳元副総経理は中国紙・第一財経日報に対し「バスの発火は電池が原因だ」と述べた。

2011年7月18日正午ごろ、中国上海市中山公園近くで825線の純電動式の路線バスが発火する事故が起きた。バスは、上海雷博新能源汽車技術公司が生産した。同社の厳元副総経理は中国紙・第一財経日報に対し「バスの発火は電池が原因だ」と述べた。

上海雷博新能源汽車技術公司は、送電大手の華東電網公司、上海電力公司、上海瑞華(集団)有限公司が合弁で設立した。これまでに13省・市・自治区が同社製の電動バスの導入などで合意している。

浙江省杭州市でも先ごろ、純電動タイプのタクシーが発火する事故が起きた。また、新疆ウイグル自治区ウルムチ市では2011年1月、上海雷博新能源汽車技術公司などが製造した純電動バス2台が発火する事故が起きた。

ウルムチ市の事故原因について地元消防隊の技官がまとめたリポートによると、中国の電気自動車は複数企業の合弁で製造される場合が多く、企業秘密などが理由で技術上の相互のコミュニケーションが不足していることが、安全上の懸念材料となっている。(翻訳・編集/JX)

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