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18日、上海ではドーナツ店が次々に開店し、街のあちこちで激しい競争を繰り広げている。資料写真。
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2011年7月18日、米紙ワシントン・ポストは「ドーナツ戦争勃発で上海に甘い衝撃」と題した記事を掲載した。19日付で環球網が伝えた。
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最近、上海では米国大手のダンキンドーナツ、クリスピー・クリーム・ドーナツなどを含む多くのドーナツ店が次々に開店し、街のあちこちで激しい競争を繰り広げている。
これだけ多くのドーナツ店が出現した背景には、経済的に余裕のある都市住民が増えてきたこと、若者の自由になるお金が増えてきたことなどが挙げられる。
しかし一方で、需要に対して店が多過ぎると指摘する声もある。実際、すでに閉店に追い込まれた店や、見るからに繁盛していない店も多い。また、一般的に中国ではドーナツのような非常に甘いお菓子はあまり好まれていない。そのため、ダンキンドーナツでは中国人の嗜好(しこう)に合わせ、ポーク海草ドーナツ、かつおドーナツなど、米国のメニューには無いドーナツの販売を始めている。また、コーヒーやジャスミン茶、ライチ茶などの飲み物の方がドーナツより売れているという現状もある。
フランスのアナリストは、米国では「警察官がドーナツビジネスを支えている」と言われるくらい、彼らはドーナツとコーヒーを好むが、中国ではタバコがその地位を占めていると指摘。ドーナツの食文化は中国ではまだ新しく、市場開拓により一層の力を入れる必要があるとしている。(翻訳・編集/AN)
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