中国の富裕層が裕福になる速度が増している=超高級車保有がブームに―英紙

Record China    2011年7月17日(日) 18時0分

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11日、英紙は自動車を例に挙げ、中国富裕層の裕福になる速度が増していると報じた。写真はマセラティ。

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2011年7月11日、英ガーディアン紙は自動車を例に挙げ、中国富裕層の裕福になる速度が増していると報じた。14日付で環球報が伝えた。

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多くの中国人富裕層が一代で自転車からベントレーを持つまでになるのはもう珍しくない。故宮と北京商務中心区の間に位置する金宝街では、道路の片側にフェラーリ、ロールス・ロイス、マセラティ、BMWが並び、もう片側にはランボルギーニ、アストンマーティンやメルセデス・ベンツが並ぶ。これは北京の街並みを変えただけではなく、世界最大の自動車メーカーの販売戦略をも変えつつある。

中国の富裕層はさらに豊かになるだけでなく、その速度も早まっている。中国長者番付を作成するルパート・フーゲワーフ氏の報告によると、中国の億万長者は1人当たり平均3台の自動車を所有している。中国のオーナーは欧米に比べ平均10歳若く、女性オーナーの割合も高まっている。フィアットの試算によると、中国女性がマセラティを購入する割合はヨーロッパの3倍、フェラーリを購入する割合は全世界平均の2倍となっている。

2010年、中国におけるランボルギーニの売り上げは3倍、ロールス・ロイスは146%増、ベントレーも2倍近くとなっている。アナリストは、この高級車熱はしばらく冷めないだろうと見る。北京理工大学の胡星斗(フー・シンドウ)教授は「中国では自動車は富と社会的地位の象徴となっているため、人気はうなぎ登りだ」と語る。(翻訳・編集/中原)

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