日本の新幹線は素晴らしい=47年間死亡事故ゼロ、秒単位の正確さ―中国紙

Record China    2011年7月16日(土) 11時49分

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15日、中国国営メディアは、「日本の新幹線は開業から47年間、1件も死亡事故が起きていない。列車到着時間も秒単位で正確」とその素晴らしさを紹介する記事を掲載した。写真は14日、京滬高速鉄道の南京南駅。早くも雨漏りが発生し工事の手抜きが指摘されている。

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2011年7月15日、中国国営新華社通信系の週刊紙・国際先駆導報は、「日本の新幹線は開業から47年間、1件も死亡事故が起きていない。列車到着時間も秒単位で正確」とその素晴らしさを紹介する記事を掲載した。

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記事は、「日本の新幹線は同じミスを2度と繰り返さない」と紹介している。3月11日の東日本大震災。あれほどの大地震が起きても脱線した新幹線は1本もなく、「安全神話」は崩れなかった。地震が来る9秒前に非常ブレーキをかけ始めたのである。JR東日本が太平洋沿岸や新幹線沿線の9カ所に設置していた早期地震検知警報システムが作動したおかげだ。

これは2004年の新潟県中越地震で得た経験と教訓が生かされた形。当時、走行中だった上越新幹線の計8両が脱線した。幸い死者やけが人は出なかったものの、日本の鉄道当局は徹底した原因究明を行い、深く反省した。記事は「これが、事故が発生したら同じような事故は2度と起こさないという日本の鉄道の『安全文化』だ」と絶賛した。

一方、中国では「中国版新幹線」とも称される北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道が6月30日に開通したばかりだが、今月10日からの4日間で3回も故障するという失態ぶりを見せている。これに対し、中国鉄道部は「日本の新幹線もトラブルは度々起きている」とし、国民に理解を求めたばかり。(翻訳・編集/NN)

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