<中華経済>海馬汽車のワンボックス車24%増、業界逆風の中で健闘―中国

Record China    2011年7月15日(金) 6時5分

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13日、当局の政策などの影響で、ワンボックスカーの販売不振が続くなか、海馬汽車のワンボックスカー「福仕達」が好調なセールスを続けていることが分かった。写真は「福仕達」。

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2011年7月13日、当局の政策などの影響で、ワンボックスカーの販売不振が続くなか、海馬汽車のワンボックスカー「福仕達」が好調なセールスを続けていることが分かった。全国乗用車市場情報聯席会の販売データによれば、中国の6月のワンボックスカー市場は前年同期比24.4%減だったが、福仕達は同24%増のセールスを記録した。中国の各メディアが伝えた。

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福仕達は2009年4月の発売以来、個人事業者や農村住民を中心とした購入者からの口コミで人気が広がり、11年5月は前月比25%増、6月は同10%増とセールスが増え続けている。河南省、山東省、湖北省には村民のほとんどが福仕達を所有する「福仕達村」があるほどで、友人に購入を勧めた結果、一人で40台を売った人もいるという。

福仕達は従来の業務用自動車の概念を取り払い、デザイン性の高い外観やインテリアを採用。さらに草原、砂漠、山間部など全国各地の様々な路面状況で延べ1.5万キロに及ぶ走行テストを行い、操作性能や品質の安定性を追求した。製造過程においても、従業員の教育を重視し厳しい品質管理を徹底している。

また同社は全国各地に1200カ所に及ぶサービスネットワークを持ち、河南省、山東省、河北省といった重点販売エリアでは半径50キロ圏内に1カ所以上のサービスセンターを設置している。10年度の部品充足率は96%に達しており、高い顧客満足度を誇る。(翻訳・編集/JX)

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