「中国に行くなら四川がお勧め」隠れた観光地の魅力を紹介―豪紙

Record China    2011年7月5日(火) 8時58分

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6月30日、豪紙デイリー・テレグラフは、「中国のホットな一面」と題し、中国南西部の内陸に位置する四川省の観光地としての魅力を紹介した。写真は四川省成都市郊外の道教の聖地・青城山。

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2011年6月30日、豪紙デイリー・テレグラフは、「中国のホットな一面」と題し、中国南西部の内陸に位置する四川省の観光地としての魅力を紹介した。

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北京や上海のようなアクセス至便でメジャーな観光地と比べると、これまで四川省の魅力は広くは知られてこなかった。その魅力は「美食と美女」に凝縮されると記事では紹介している。

美食はすなわち、中国四大料理のひとつに数えられる四川料理。麻婆豆腐に回鍋肉(ホイコーロー)、棒棒鶏(バンバンジー)など辛くてスパイシー、刺激的な傑作料理の数々が味わえる。その唐辛子を多用した料理が育てたのが、全国に名だたる四川美人だ。湿潤な気候も手伝って、しっとり美しい肌と小柄で引き締まった体型で知られる。

四川省のそのほかの楽しみは、各地に点在する名所・史跡。三国志など歴史にゆかりのある古跡も多い。詩人の杜甫が身を寄せた庵・杜甫草堂や、諸葛亮と劉備を祀った武侯祠などが有名なほか、清代の街並みを再現した土産物街・錦里古街などリノベーション建築にも力を入れている。成都市の郊外にある道教の聖地・青城山(世界文化遺産)には、敬虔な高齢の参拝者や今どきの若者、修復作業に打ち込む建設作業員らが入り乱れ、まるで中国の縮図のような光景をかたちづくっている。もちろん、パンダの故郷としても有名。雅安碧峰峡パンダ保護研究センターには80頭のパンダが飼育されている。

つい3年前、08年5月に四川大地震に襲われた場所だとは、にわかには感じられないだろう。どこも建設ラッシュに沸いており、街全体から活力がみなぎっている。英語はそれほど通じないかもしれないが、人々の親切さがそれをカバーしてくれる四川省。その歴史の香り、自然景観の美しさはほかに比べようもない魅力を湛えている。(翻訳・編集/愛玉)

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