心配性の泥棒、タクシーで警官の前に舞い戻る―河南省鄭州市

Record China    2007年1月24日(水) 17時33分

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3人いた泥棒のうち、警察は男1人をとり逃してしまった。しかし捕まった女泥棒2人を心配した男は、タクシーで逮捕現場周辺を回っていたことが分かった。

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2007年1月23日、河南省鄭州市の嵩山(すうざん)路で、警察が3人の泥棒を見つけて追跡を行った。間もなく女2人を捕まえたものの、残りの男1人を人ごみの中で見失い、とり逃してしまった。女2人はすぐに公安局へ連行された。

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その後現場に残った警官が交通整理をしていた時、突然1台の赤いタクシーが警官の目の前に停車した。「警官の前で駐車違反するのは誰だろう?」と皆が驚いていると、そのタクシーから運転手が降りて警官に通報した。

実はこの運転手が先ほど乗せた客は、乗車して20分経っても目的地を言わず、泥棒が捕まった現場周辺を回ってくれと言うばかり。だからこれまで4周も、同じ場所をぐるぐると走っていたという。

男をあやしいと思ったタクシーの運転手は、思い切って警察に通報することにした。警官はすぐに乗客を調べたが、間違いなく先ほど逃げた犯人である。男の話によると、仲間の女性2人が心配で仕方がなかったので、現場の様子を見に戻って来たのだそう。これから3人とも刑務所に送られることになるが、果たして彼は安心して暮らせるのだろうか。

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