バイク禁止でありながら、犯罪の80%を占めるバイク強盗

Record China    2007年1月24日(水) 17時8分

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2007年初頭から、広州市では一般人が所有するバイクの使用が、市内すべての公道で禁止となった。これによりバイクを利用した強盗事件は減りはしたものの、まだまだ犯罪事件のうちの高い割合を占めている。

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2007年1月23日の午前、政協会議に参加した広東省広州市公安局の呉沙(ウーシャー)局長は、席上で以下のように報告した。「2007年1月から軍・警察の保有するバイクを除き、市内のすべての公道でバイクの使用禁止という法案が実施されてから、広州市ではバイクを利用した強盗事件が2006年の同時期と比べて少なくなった。しかし完全になくなったわけではない。依然として犯罪事件の80%を占め、発生率はいまだに最も高い」。

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1990年代から、広州市ではバイクを使っての強盗が多発しており、死亡に至る交通事故も頻繁に起きていた。こうしたことから市は市民の安全を守るため、2007年以降バイクを使用禁止とし、経過措置として1998年から新しいバイクにはナンバープレートを発行しないなどの方法で、バイクの数を抑えてきた。市政府は今年3月31日まで、バイクの持ち主に対してある程度の補償をする予定。

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