「中国経済が欧州への侵略を開始」=ドイツ紙が「中国の脅威」を公然と誇張―中国紙

Record China    2011年7月2日(土) 6時22分

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30日、中国紙は、欧州最大の発行部数を誇るドイツ紙「ビルト」が「中国の脅威」を公然と誇張する報道を繰り返していると報じた。写真は08年4月、自ら買収したドイツ・パルヒム空港のプロモーションを行う河南省の実業家、ホウ玉良氏。

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2011年6月30日、中国紙・環球時報は、欧州最大の発行部数を誇るドイツ紙「ビルト」が「中国の脅威」を公然と誇張する報道を繰り返していると報じた。

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記事によると、問題の記事は4回シリーズとなっており、第1回目にあたる24日付記事のタイトルは「世界最大の経済大国」。欧州企業には真似できない低価格で橋や風力発電所、高速道路などの建設を次々と受注していく中国企業に対し、「中国経済が欧州を蚕食(さんしょく)し始めた。これは欧州に対する侵略だ」と警戒感を露わにした。

26日付の2回目は「中国によるドイツでの買い物の旅」。中国はドイツ各地で狂ったようにドイツ企業を買収しており、今年に入ってからだけでも、パソコンメーカー「メディオン」など7社を手中に収めたとした。3回目の27日は「権力と数十億、中国はメルケル(独首相)の客人だ」で、自信を深めた中国はもはや弱者ではない、この現実を受け入れるべきだと論じた。

最後の28日は「ほほ笑みの裏には何が」。中国がドイツに大量の発注をするのは、実は自分たちの利益のためだと指摘。「中国のハッカー攻撃」「中国人は犬肉を食べるため、毎年1万5000匹の犬を殺害」などセンセーショナルな言葉も盛り込まれた。記事によると、一連の報道にドイツ在住の中国人は大激怒。ネット上でも怒りのコメントが殺到しているという。(翻訳・編集/NN)

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