大物女優が「同性愛者は罪人」、人気司会者が反発=出演作ボイコットも―中国

Record China    2011年7月1日(金) 11時40分

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30日、中国の大物女優リュイ・リーピンがこのほど、ミニブログで同性愛者を批判するコメントを発表。ネット上や人気タレントから反発の声があがっている。写真はリュイ・リーピン。

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2011年6月30日、中国の大物女優リュイ・リーピン(呂麗萍)がこのほど、自身のミニブログで同性愛者を批判するコメントを発表。ネット上や人気タレントから反発の声があがっている。信息時報が伝えた。

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映画「上海家族」などで知られる大物女優リュイ・リーピンは今月26日、自身のミニブログで同性愛者について、ある牧師の発言を引用し「恥」「罪人」と表現。さらにこの文章をネット上で拡散するよう求めた。一連の発言の発端は、同日、米ニューヨーク州で同性同士の結婚が合法と認められたことによるもの。

彼女の発言についてネットユーザーの多くが、「自分の思想を表現するのは個人の自由だが、刺激的な言葉を使うべきではない」と否定的な考えを示した。また、台湾の人気男性司会者で同性愛者であることをカミングアウトしているツァイ・カンヨン(蔡康永)が発言に猛反発。29日、自身のミニブログで「人として最も基本的な道理に反している」「あなたを応援する人の中にも同性愛者がいるはずだ」と発言し、これに多くの台湾人タレントが支持の姿勢を示している。

これに対し、リュイ・リーピンは30日、再び同じ牧師の発言をミニブログに掲載。ツァイ・カンヨンも、さらにそれへ対抗するかのように意見を発表した。「多くの同性愛者が今でも排斥の中で苦しんでいる。こういった討論は徒労にすぎない」と、苦しい胸の内を語っている。

リュイ・リーピンの言論については一般の同性愛者からも強い非難の声が。彼女やその夫で著名俳優のスン・ハイイン(孫海英)が出演する作品をボイコットするよう、ネット上で強く呼びかけ、団結を見せている。(翻訳・編集/Mathilda

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