2011年6月27日、中国政府が初めて実施した地方政府の財務状況に関する会計検査で、10年末現在の債務総額が10兆7000億元（約133兆7500億円）に達していることが明らかになった。BBC中国語サイトが伝えた。

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中国は世界第2の経済体となり、巨額の外貨準備高を保有しているものの、地方政府に巨額の債務が存在することについて、一部の専門家は今後の経済の安定的な発展に悪影響を与える可能性があると危惧している。

なお、これらの債務の半分は、08年の金融危機の際に中国政府が実施した4兆元（約50兆円）の景気刺激策に伴って使われたものだという。（翻訳・編集/HA）