「鹿の角が無残に切り取られていた」来園者がネット上で動物園を非難―江蘇省南京市

Record China    2011年6月25日(土) 19時3分

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23日、南京の動物園を訪れた女性が「鹿の角が全部無残に切り取られていた」とネット上に書き込んだ。これに対し動物園側は「怪我を防止するための措置」と説明している。

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2011年6月23日、江蘇省南京市の南京紅山森林動物園を訪れた女性が「鹿の角が全部切り取られていた」とネット上に書き込んだ。24日付で地元紙・揚子晩報が伝えた。

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女性は娘を連れて22日午前に来園。その後、ペットパーク内の鹿の角が全部切り取られていることに気づいた。「切り取られた部分は止血もされておらず、現場は血生臭く、娘は怖くて泣き出した」と記されている。

同紙記者が23日午後に確認したところ、鹿の頭部の血はすでに固まっており、それほど悲惨な感じはしなかった。ペットパーク内のすべての鹿に角はなかったが、そのなかには角がまだ生えていない子鹿も含まれていた。動物園専属の獣医によると、鹿はダマジカ。角をノコギリで切り落としたのは鹿同士のケンカで怪我をしないためだという。中国科学院動物研究所の呉博士も「角を切り落とすのは鹿を飼育している動物園で一般的に行われていること。人間が切り落とさなくても鹿の角は毎年生え変わる」と話す。

切り取られた角について動物園側は「すでに骨化して薬用価値はない」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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