中国人経営の違法衣料品工場、ヤミ銀行の一斉摘発=資産28億円超を押収―イタリア

Record China    2011年6月23日(木) 19時51分

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21日、イタリア警察は、フィレンツェ及びトスカーナ州プラート県で、中国人が経営する企業の一斉摘発を実施した。約70カ所が捜索され、2500万ユーロ(28億8000万円)相当の資産が差し押さえられた。写真はフィレンツェ。

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2011年6月21日、イタリア警察は、フィレンツェ及びトスカーナ州プラート県で、中国人が経営する企業の一斉摘発を実施した。約70カ所が捜索され、2500万ユーロ(28億8000万円)相当の資産が差し押さえられた。BBC中国語サイトが伝えた。

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一斉摘発は「ダム」というコードネームで呼ばれている。イタリアから中国へと流出する資金を食い止める、という意味だ。工場以外でも違法な資金移動、幽霊会社なども捜索対象となり、偽ブランド品製造工場、違法な労働を強いている工場、ヤミ取引による蓄財などが摘発された。396の銀行口座が凍結されたほか、自動車183台、不動産76点が押収された。

今回の捜索に対し、在イタリア中国大使館は「中国政府は中国系移民が現地社会に溶け込み、法律と慣習、そして伝統を守るよう呼びかけてきた」「移民の合法な権益が守られることを希望する」との声明を発表している。(翻訳・編集/KT)

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