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17日、フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は、マーティン・ウォルフ副編集長のコラム「中国は日本のたどった道を繰り返すのか?」を掲載した。写真は中国工商銀行の個人融資広告。
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2011年6月17日、英紙フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は、マーティン・ウォルフ副編集長のコラム「中国は日本のたどった道を繰り返すのか?」を掲載した。
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1990年まで日本は世界で最も成功した大型経済体だった。その後に起きたことを当時は誰も予想できなかった。中国もまたそうした驚くべき失敗を繰り返す可能性はあるのだろうか?中国の成長が続くとの楽観的な見方も可能だ。中国は1979年から高成長を続けており、一人当たりGDPはまだ低水準で成長の余地がある。
一方で突然の成長鈍化を示唆する経済的な論拠もある。第一に「中所得国の罠」だ。過去60年間で中所得国から先進国へとステップアップした経済体は日本、韓国、台湾、香港、シンガポールなど数えるほどしかない。
もう一つの問題は中国経済を牽引する投資が次第に効果を弱めつつあること。中国政府は消費の成長を促そうとしているが、その過程では投資の急激な落ち込みというショックに見舞われる可能性もある。(翻訳・編集/KT)
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