「影のインターネット計画」は中国を狙ったものではない―米華字メディア

Record China    2011年6月18日(土) 22時0分

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16日、独裁国家のインターネット利用規制を回避する米政府の「影のインターネット計画」は中国を対象としているのではとの不安が広がっている。写真は中国のネットカフェ。

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2011年6月16日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、米政府が進める「影のインターネット計画」を取り上げた。

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先日、米国務省は「影のインターネット計画」について明らかにした。トランク型の移動式小型無線基地局を開発するもので、携帯電話回線やインターネットが封鎖された場合でも、新たなネットワークを構築することが可能。独裁国の民主化運動を支援する狙いがあると見られる。

米国務省の高官は中国側に対し、「影のインターネット計画」は中国を狙ったものではないと話した。インターネットを使う自由を保障するという以前からの米国の方針を踏襲したものと説明している。

しかし、ニューヨーク大学のクレイ・シャーキー准教授は、「政権転覆が目的ではなく、言論の自由を保障することが目的」という米国の主張は欺瞞に満ちたものと指摘。政権転覆と言論の自由は往々にして同一の事態だと語った。(翻訳・編集/KT)

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