<中華経済>商標混同を避けたい英ロータス・カーズ、「蓮花」やめ「路特斯」で中国進出

Record China    2011年6月18日(土) 7時39分

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17日、高級スポーツカーで有名な英ロータス・カーズ社が、ブランド名の漢字表記を「ロータス」を音訳した「路特斯」にすると発表した。中国進出にあたり、国産ブランドとの混同を避ける狙いがあるようだ。

2011年6月17日、高級スポーツカーで有名な英ロータス・カーズ社が、ブランド名の漢字表記を「ロータス」を音訳した「路特斯」にすると発表した。中国進出にあたり、国産ブランドとの混同を避ける狙いがあるようだ。中国の各メディアが伝えた。

ロータス・カーズをそのまま中国語に訳せば「蓮花汽車」となるが、青年汽車集団がすでに傘下の乗用車ブランドでこの名称を使用しており、一般的には「青年蓮花」と呼ばれ親しまれている。さらに資本関係はないものの、青年蓮花がロータス社のテクニカル部門、ロータス・エンジニアリングの技術を採用していることから、公式サイトでロータス社との関係を強調。ブランドロゴもそっくりなことから、中国人の多くが両社を混同しており、青年蓮花がロータス社の中国子会社だと信じて疑わない人もいるという。

漢字表記についてロータス社の担当者は「多くの海外ブランドと同様に、音訳による表記を選んだ」と説明するにとどまっているが、自動車業界の専門家は「ロータス社はブランドイメージを守るため、青年蓮花と一切関係がないことを明確に示したいのだろう」と分析している。(翻訳・編集/JX)



   

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