中国本土客に個人観光旅行解禁=巨大な商機をつかもうと各地域は必死に―台湾

Record China    2011年6月16日(木) 16時34分

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15日、人民日報海外版は、中国本土個人観光客の台湾旅行解禁について報じた。解禁当初は1日500人までと制限が厳しいものの、台湾の各都市、各企業はビジネスチャンスをつかまえようと必死だ。写真は上海の旅行社の台湾個人旅行窓口。

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2011年6月15日、人民日報海外版は、中国本土個人観光客の台湾旅行解禁について報じた。

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これまではツアーのみに制限されてきた中国本土旅行客の台湾観光旅行だが、今月28日より一部解禁される。当初は北京市、上海市、福建省アモイ市の3都市の住民に限定され、1日当たりの訪問者数も500人と制限されている。

こうした制限はあるものの、台湾の各都市、各企業が虎視眈々(たんたん)と商機をうかがっている。6月13日には台北の孔子廟で儒教料理10品が披露された。いずれも儒教関連の由来を持つものばかり。台北市の複数のレストランでは旅行解禁日の28日に合わせて、儒教料理の提供をスタートさせる。

苗栗県では、中国本土観光客が同県内のホテルに泊まった場合、1泊あたり500台湾ドル(約1400円)の補助金を支給すると決めた。桃園県の呉志揚(ウー・ジーヤン)県長はさらに太っ腹。同県で1日観光すれば、約3500台湾ドル(約9800円)の補助金が与えられると豪語した。(翻訳・編集/KT)

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