台湾から中国に輸入の食品、「中国台湾地区」と書かなければ廃棄―台湾メディア

Record China    2018年1月17日(水) 10時20分

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16日、観察者網によると、中国当局はこのほど、台湾で生産された食品について、パッケージに「中国台湾地区製」と表されていなければ輸入を禁止する措置を開始したようだ。資料写真。

2018年1月16日、観察者網によると、中国当局がこのほど、台湾で生産された食品について、パッケージに「中国台湾地区製」と表されていなければ輸入を禁止する措置を開始したようだ。

シンガポール華字紙・聯合早報が、台湾メディアの報道を引用して伝えた。台湾企業の「小美アイスクリーム」董事長の呂明炎(ルー・メイエン)氏によると、これまで少なくとも3種類の台湾製食品が「パッケージに『中国台湾地区製』と書かれていない」ことを理由に、中国の税関当局に没収され、廃棄されたという。

呂氏によると、国民党政権時には「中国台湾」と書かれていれば中国への輸出へ可能だった。しかし、今では「中国台湾地区」、「台湾地区」と明記されていない場合、通関を拒否されるケースが相次いでいるという。これまでに福建省の平潭、アモイ、大嶝の主要税関3カ所で確認されたとのこと。製品は没収、廃棄されるため損失が膨らんでいると話している。

台湾与党・民進党の関係者によると、中国当局は最近、経済分野での締め付けを強化し、台湾に圧力をかけるケースが目立っているという。(翻訳・編集/大宮)

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