中国のエンターテイメント・メディア市場、ドイツを抜き今年世界3位に―調査機関

Record China    2011年6月16日(木) 9時39分

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14日、世界4大会計事務所の1つであるプライスウォーターハウスクーパースによると、エンターテイメント・メディア市場で、中国が今年にもドイツを抜いて世界第3位となる可能性があることが分かった。写真は中国のネットTV局CNTV。

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2011年6月14日、世界4大会計事務所の1つであるプライスウォーターハウスクーパースによると、エンターテイメント・メディア市場で、中国が今年にもドイツを抜いて世界第3位となる可能性があることが分かった。法制晩報が伝えた。

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この予測は、同社が発表したレポート「世界のエンターテイメント・メディア業界2011―2015年の展望」によって明らかにされた。それによると、中国の同業界における2010年の総合的な成長率は13.9%で、今後も年平均11.6%の割合で成長し、2011年にはドイツを抜いて世界第3位の市場規模となる可能性があるという。

中国市場における2010年の分野別成長率は、映画・エンターテイメントが53.1%でトップ、続いてゲーム、有料テレビがそれぞれ30%以上の伸びを示し、インターネット広告は28.2%増となっている。レポートは、今後5年間、テレビの広告収入は依然として市場全体の大きな部分を占め続けるが、インターネット広告が大きく成長すると予測する。

同社中国区エンターテイメント・メディア業界主管パートナーの唐徽(タン・フイ)氏は「ブロードバンドとモバイルネットワークユーザーの激増が業界のデジタル化を推進し、2015年には業界売上高の26.3%がデジタル媒体からのものになる」と指摘する。

さらにレポートは、ネットテレビの発展が有料テレビの売上高を押し上げるため、中国の有料テレビ市場は今後年平均19.2%の割合で成長し、世界第2の有料テレビ市場になると予測している。

また、2010年の世界全体の市場規模は1兆4000億ドルで、今後年平均5.7%の割合で成長し、15年には1兆9000億ドル規模になるという。(翻訳・編集/HA)

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