拡大
10日、中国製紙学会の曹振雷事務局長は、「中国では新聞紙の生産量も消費量も減少の一途をたどるばかりだ」と発言し、これに絡んで新聞業界の危機も示唆した。写真は北京市の新聞スタンド。
(1 / 3 枚)
2011年6月10日、中国・天津で開催した第16回木材・繊維およびパルプ化の化学に関する国際シンポジウムの席上で中国製紙学会の曹振雷(ツァオ・ジェンレイ)事務局長は、「中国では新聞紙の生産量も消費量も減少の一途をたどるばかりだ」と発言し、これに絡んで新聞業界の危機も示唆した。中国青年報の報道。
【その他の写真】
新聞紙の生産設備で世界最高レベルを誇るとともに、新聞の発行量も世界最大の中国。しかし、市場そのものが国内外ともに下降線をたどるなか、新聞の印刷量は08年になって93年以来初のマイナスに転じた。国外ではすでに10年来、減産が続いている。
新聞紙の生産量は09年の480万トンから10年の430万トンへ10%超のマイナス、消費量は09年の461万トンから423万トンへ8%超のマイナスとなっている。これは電子メディアの台頭が背景にある。(翻訳・編集/愛玉)
Record China
2011/6/12
Record China
2011/5/4
Record China
2011/2/10
Record China
2010/5/25
Record China
2011/6/12
ピックアップ
この記事のコメントを見る