2011年6月9日、“北朝鮮自動車旅行体験ツアー”のステッカーを貼った自動車24台が中国吉林省の省都・長春市を出発した。彼らは中国で初めて、マイカーでの北朝鮮旅行を実現する初の観光客たちだ。中国新聞社の報道。

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長春市内から向かうのは同省延辺朝鮮族自治州琿春市。ここから豆満江をはさんだ対岸が北朝鮮の羅先（ラソン）特別市である。主催の吉林省中国青年旅行社の江浩（ジアン・ハオ）氏によると、今回のツアーに参加したのは企業家や旅行会社経営者などを含む90人。羅津港をはじめ、かつての金日成主席が訪れた足跡などを巡る2泊3日の旅程となる。

中朝国境に位置する羅先特別市は、国際級の加工貿易区や中継貿易区が建設される予定。今年5月末から、中国人観光客向けにドライブ旅行での観光訪問を解禁している。(翻訳・編集/愛玉)