世界軍事費ランキング、1位は米国、2位中国は不透明―SIPRI年鑑

Record China    2011年6月9日(木) 17時36分

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7日、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2011年版年鑑を発表した。軍事費では米国がトップ、中国が2位となったが、中国の軍事費は不透明性が高いとも指摘されている。写真は中国人民解放軍の演習。

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2011年6月7日、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2011年版年鑑を発表した。軍事費では米国がトップ、中国が2位となった。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトが伝えた。

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全世界の軍事費総額は2010年、前年比1.3%増の1兆6000億ドル(約128兆円)超に達した。国別で見ると、米国が世界全体の43%を占めている。2位が中国の7%。3位〜5位にフランス、英国ロシアが約4%で並ぶ。

過去10年の特徴としては、中国、ブラジル、インド、ロシア、南アフリカなどBRICSの軍事費増が目立つという。中でも注目されているのが中国。空母の建設など海軍の拡充が目立つが、今後の戦略などについて十分に公開されていない。また公表されている軍事費と実際の金額の間には大きな差があるとも指摘され、不透明性が問題となった。(翻訳・編集/KT)

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