中国の「今」が見える 2006年ニュース写真ベストテン(1)バレンタインに賭けるバラ農家

Record China    2007年1月21日(日) 20時29分

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バラを摘んで真っ黒になった向中飛さんの手。自分でバラ農園を所有して以来、バレンタインデーのバラの売れ行きに彼の1年の生活がかかっているという。

2007年1月中旬、中央テレビ局ニュースセンターが主催し、国務院新聞弁公室、新華社、工人日報、中国青年報、北京夕刊、新民晩報、中央テレビ局国際部、新浪ネット、捜狐ネットなど中国の代表的な通信社やメディアが協力して選んだ「2006年中国のニュース写真ベスト10」が発表された。選ばれた写真はどれも素晴らしく、それぞれから中国の「今」が見えてくる。レコードチャイナは今回、これら10枚の優れた写真を日本で初めてご紹介する。

2006年2月13日のバレンタインデー前夜、湖北省恩施土家族苗族(おんしトゥチャぞくミャオぞく)自治州の来鳳(ライフェン)県出身の向中飛(シアンジョンフェイ)さんが、手塩にかけて栽培したバラを摘み取って急いで出荷している。

彼は7年前に故郷から広東省に出稼ぎに行き、最初は他人のバラ畑で働いたそうだ。しかし現在は独立して、自分の農園でバラの栽培を行っている。

「バレンタインは私たちにとって1年で最も忙しい時期です。バラがきれいに咲きそろうかどうか、そして多くの人に買ってもらえるか。この日は非常に重要な日なんです」と彼は言う。

バラは都市部の人々にとって感情表現の道具である。しかしバラ農家の人々にとっては生きるための手段である。

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