2011年6月2日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区政府は、「第7回カシュガル・中央アジア南アジア商品交易会」のプロモーション活動を重慶市で行い、同市企業に対し、同地区への投資を呼びかけた。カシュガル地区政府は、優遇政策の適用により重慶企業を誘致し、重慶を起点としカシュガルを経由地とする「新しいシルクロード」を開きたいとしている。重慶日報などが伝えた。

カシュガル地区は、中国の西の玄関で、中央と南アジアの5カ国と隣接し、輸出検査所も5カ所設置されている。同地区は、地理的な優位性を生かして重慶企業に対し、中央アジア、南アジアとの懸け橋の役割を果たしたいとしている。

カシュガル地区に投資する重慶企業には2年間の免税と3年間の減税（両免三減）や、繊維産業に対する運送補助費などの優遇政策を適用する。セメントや板ガラスなど、他地域では規制が厳しい業種でも、緩和的な条件が認められる。（翻訳・編集/JX）