フィリピンは南シナ海問題で中国に勝てない、敵対せず友好を―フィリピン紙

Record China    2011年6月7日(火) 17時15分

拡大

6日、フィリピンの英字紙は、フィリピン政府は南シナ海問題で中国に勝てない以上、敵対せず友好関係を築くべきだと論じた。写真は中国の南シナ海艦隊。

(1 / 2 枚)

2011年6月6日、フィリピンの英字紙デイリー・インクワイアラーは、フィリピン政府は南シナ海問題で中国に勝てない以上、敵対せず友好関係を築くべきだと論じた。7日付で環球網が伝えた。

その他の写真

記事は、「フィリピン政府はフィデル・ラモス元大統領が主張するように、南シナ海問題で『より現実的』になるべき」とした上で、「フィリピンは軍事力で中国に勝てない以上、『中国側に付く』べきだ。それは決して情けない行動ではない」と強調した。

記事によると、ラモス元大統領は「中国と対抗、冷戦を続ける時代は終わった。中国を敵とみなすのではなく、経済パートナーとみるべき」と主張。フィリピンが米国から武器を購入し、南シナ海における中国との紛争に「対応」することに反対を表明している。

元大統領は、武器の購入も土地の匪賊やテロリストに対する程度に止め、その分、医療や教育に力を注ぐべきだとしている。記事は最後に「我々はもっと現実的になろう。中国との戦争には永遠に勝ち目はない。ならば中国と協力し、共に歩んで行こう」と結んでいる。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携