中国の僧侶ら30人が唐招提寺を訪問、震災後の日中文化交流に新たな1ページ―奈良県

Record China    2011年6月3日(金) 11時21分

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1日、中国江蘇省揚州市にある大明寺の僧侶ら約30人が、奈良県の招きで唐の高僧・鑑真和上が建立した唐招提寺を訪問。東日本大震災後の日中文化交流の新たな1ページを開いた。写真は江蘇省揚州市の大明寺。

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2011年6月1日、中国江蘇省揚州市にある大明寺の僧侶ら約30人が、奈良県の招きで唐の高僧・鑑真和上が建立した唐招提寺を訪問。東日本大震災後の日中文化交流の新たな1ページを開いた。中国新聞網が伝えた。

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唐招提寺を訪れたのは揚州の大明寺と文峰寺の僧侶ら約30人。東日本大震災後の様子を視察するための来日で、当初は奈良を訪れる予定はなかったが、奈良県の観光関係者の強い勧めに応じた。同寺は唐の高僧・鑑真和上が建立した日中の仏教文化交流の象徴的存在。同寺は「東日本大震災で外国人観光客が激減している中、来ていただけることに感謝の気持ちを表したい」と中国語で書かれたのぼりを立てて出迎えた。

同寺の西山明彦執事長が金堂や戒壇を案内した。同執事長は「奈良は唐、宋代の中国の影響を色濃く受けており、当時の文化が数多く残されている。中国の僧侶の方々にまた来ていただきたい」と話した。(翻訳・編集/NN)

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