中国国家観光局長が「日本への団体旅行再開」を宣言=「日中観光交流の集い」で―東京

Record China    2011年6月2日(木) 12時22分

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5月31日、東日本大震災により停滞している日中の観光交流の回復を目指した「日中観光交流の集い」が都内で開催され、中国国家観光局局長から日本側に大きな“プレゼント”が贈られた。

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2011年5月31日、東日本大震災により停滞している日中の観光交流の回復を目指した「日中観光交流の集い」が都内で開催され、中国国家観光局の邵[王其]偉(シャオ・チーウェイ)局長から日本側に大きな“プレゼント”が贈られた。1日付で華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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壇上に立った邵局長の言葉は、日本の旅行関係者を「大きな“プレゼント”をもらった」と感激させた。局長は「自然災害がその国の観光業にどのような打撃を与えるか、とてもよく分かる」とした上で、「被害が大きい被災地以外への団体旅行を再開させる」と述べ、会場中から割れんばかりの拍手が起こった。

具体的には▽上海−香川間、上海−茨城間のチャーター便の再開▽JTBの中国での合弁会社「交通公社新紀元国際旅行社」に中国人向けの海外旅行販売を認可▽被災地の青少年100人を海南島に招待▽日本の旅行会社や地方自治体の中国での観光PRを支援―が挙げられた。

これを受け、二階俊博元経済産業相は「中国政府への感謝」を述べるとともに、「日本政府も中国人観光客に『早く来て』と言っているだけでなく、ビザ発給条件を緩和するなどの便宜を図るべきだ」との考えを示した。

「日中観光交流の集い」には中国の20省(区・市)から旅行関係者約100人が出席。日本からも旅行関係者、国会議員、知事、小売業関係者らが集まった。(翻訳・編集/NN)

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