香港の豪邸、購入者の4割は大陸の中国人=中古より新築物件がお好き?―香港紙

Record China    2011年5月30日(月) 7時10分

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27日、香港で1000万香港ドル(約1億円)以上の豪邸の購入者の40%は本土の中国人であることがわかった。写真は加熱する香港の不動産。

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2011年5月27日、香港紙・大公報によると、香港で1000万香港ドル(約1億円)以上の豪邸の購入者の40%は本土の中国人であることが不動産サービス大手のコリアーズ・インターナショナルの調べでわかった。人民網が伝えた。

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同社によれば、投資対象物件のより高額化、中古物件から新築物件への移行、中国の富裕層による高級物件の購入などが、香港の邸宅価格を押し上げる原因となっているという。香港の不動産仲介大手の中原地産(センタライン・プロパティーズ)研究部の黄良昇(ホアン・リャンション)氏は、今年1〜4月の本土中国人による豪邸購入の割合は金額換算で39.5%、件数換算で38.1%を占めたと指摘した。

一方、英国の不動産企業ナイト・フランクによると、ロンドンの不動産市場においても香港やシンガポールの顧客が購入する新築物件は全体の59%を占めているという。香港とシンガポールの不動産価格も史上最高最高値まで値上がりしている。

英投資管理企業のファーストパシフィックによると、09年以降、香港の不動産価格は7割上昇しており、世界で最も高額な不動産市場となっている。また、シンガポールも今年第1四半期に23.5%の経済成長を記録、不動産価格もそれに伴い大幅に上昇した。バークレイズ・キャピタルアジアが4月に発表した予測では、香港の不動産価格はすでに最高値近くに到達しており、12年には2割、13年にはさらに1割下落するという。(翻訳・編集/中原)

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