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ネット検閲回避技術の“封鎖”始まる、大学や企業のネット利用に支障―中国

配信日時:2011年5月28日(土) 13時19分
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27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国でネット検閲回避ツールとして使われてきたVPNの“封鎖”が広がっていると報じた。写真は中国のネットカフェ。
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2011年5月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国でネット検閲回避ツールとして使われてきたVPNの“封鎖”が広がっていると報じた。

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VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)とは、一般回線での通信に専用線同様のセキュリティーを保障するために開発された技術。ビジネス用途で広く使われているが、中国ではネット検閲回避ツールとして、一般のネットユーザーにも普及している。

今年に入り、VPNの取り締まりが強化されつつあるようだ。3月には中国で人気があるVPNプロバイダー数社のウェブサイトが中国本土から閲覧できなくなった。そして5月に入り、VPNの使用自体に支障が生じている。

ボイス・オブ・アメリカ、サウスチャイナ・モーニング・ポストなど複数のメディアが伝えているところでは、南方科技大学の図書館はこのほど学生に対し、「学内ネットワークでVPNを使用したユーザーは、今後二度と海外研究機関のデータベースにアクセスできなくなる」と告知した。また、IBMなど企業のVPNにも影響が生じているという。

一部報道によると、中国の最高研究機関である中国科学院でも、VPN利用によりネット接続がダウンする事態が生じている。同院は「調査の結果、一部ユーザーが検閲回避技術を利用して、海外の違法サイトに接続していることが判明。ネット警察に察知されたため、中国科学院のIPアドレスが一時的にブラックリストに入れられた」と分析している。(翻訳・編集/KT)

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