2011年5月24日、中国著名画家の陳逸飛画伯の代表作「山地風」の競売が北京市の「中国嘉徳」油絵・彫刻専用会場で行われ、油絵としては中国最高記録となる8165万元（約10億3000万円）で競り落とされた。専門家によると、呉冠中、陳逸飛ら現代芸術分野を代表する芸術家の作品は、2011年春の競売で特に注目されている。中国の各メディアが伝えた。

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「山地風」の競売は4800万元から始まり、場内と電話での参加者による入札が相次ぎ、数分間で6900万元に急騰。最終的に電話で参加したバイヤーが8165万元で落札した。

陳逸飛（1946〜2005年）の「山地風」はチベットを題材とした最高傑作。1994年にも競売にかけられ、当時も油絵で中国過去最高の286万元で落札された。価格は17年間で約28倍に高騰した。（翻訳・編集/JX）