金総書記が中国首脳と会談、日韓メディアの報道も過熱―中国紙

Record China    2011年5月26日(木) 19時33分

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26日、中国紙は、北朝鮮の金正日総書記と中国首脳との会談内容について、日韓メディアの推測が続いていると報じた。写真は金総書記が同日に訪れたとされる北京の中関村。

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2011年5月26日、中国紙・環球時報は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と中国首脳との会談内容について、日韓メディアの推測が続いていると報じた。

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25日付韓国KBSによると、金総書記が乗った専用列車は24日午後2時(現地時間、以下同じ)ごろ、南京駅を出発し、翌25日午前10時に北京駅に到着。金総書記はその後、車に乗り換え、釣魚台国賓館に向かった。また、日本の共同通信社は金総書記が25日午後、北京の人民大会堂に入ったと伝えた。中国首脳と会談するためとみられる。

韓国・聯合ニュースも、中国の警察が25日、北京駅から釣魚台国賓館までの交通規制を強化し、金総書記が同日夕に人民大会堂に入ったと報じた。翌26日の午前10時ごろには“北京のシリコンバレー”と呼ばれる中関村を訪れ、IT大手の「数碼神州(デジタル・チャイナ)」を視察。金総書記は2004年4月の訪中時にも中関村を視察している。

また、今回の訪中では長春一汽、揚州開発区の太陽電池メーカーなどハイテク企業3社、大型スーパーや南京の熊猫電子集団が視察されたが、対北朝鮮経済協力にはこれらの企業が参加する可能性が高いという。このほか、韓国紙・文化日報は、金総書記は中国首脳との会談で経済援助を求め、その見返りに6カ国協議の再開に応じる姿勢を見せたとの見方を示した。

一方、25日付共同通信社は、金総書記の訪中は中朝政府で「極秘」扱いされているが、中国政府は一般市民がネット上に投稿した金総書記の隠し撮り写真を取り締まっていないようだと報じた。各地のユーザーが地元の「戒厳」状態をネット上で報告するため、訪中の日程が手に取るように分かる。記事によると、中国のある官僚は「極秘訪問の時代は終わった」と話しているという。(翻訳・編集/NN)

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