2011年5月24日、韓国ドラマ「ホテリアー」の中国版「情定大飯店」がこのほどクランクイン。ぺ・ヨンジュンが演じた役を香港の俳優アレン・ティン（丁子峻）が演じている。新浪網が伝えた。

【その他の写真】

中国版「ホテリアー」の「情定大飯店」は、浙江省寧波市のリゾートホテルで先月クランクイン。ヒロインを中国の人気歌手セシリア・ハン（韓雪）が演じ、韓国版でぺ・ヨンジュンが演じたホテル買収ハンターに香港の俳優アレン・ティンが抜擢されている。また、ジャッキー・チェン映画で知られるスタンリー・トン（唐季礼）監督がプロデューサーを務めている。

中国版では、ホテルスタッフの人間関係やホテル買収の攻防劇のほか、恋愛模様がより色濃く描かれる予定。しかし、セシリアはデビュー以来、「キスシーンNG」が有名な女優で、ジェフリー・ジャン（蒋家駿）監督も頭を抱えているという。

24日、ロケ先のホテルでメディア取材が行われたが、ジャン監督は「キスは想いを寄せ合う2人のロマンチックな行為。そのキスがない恋愛ドラマはちょっとおかしい」と記者の前で苦言をチラリ。一方のセシリアは、「今のところは作品に影響がないようなので、キスシーンを避けているだけ」と話しており、セシリアのファーストキスの有無がドラマの大きな見どころに浮上している。（翻訳・編集/Mathilda）