Record China 2011年5月23日(月) 20時17分
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20日、第1四半期の金に対する投資は、中国が90.9トンで世界市場の25%のシェアを占め、インドの85.6トン(同23%)を抜いて世界一となった。写真は安徽省淮北市の貴金属販売店。
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2011年5月20日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、金に関する国際的な非営利団体ワールド・ゴールド・カウンシルは19日、今年第1四半期(1〜3月)の金に対する投資状況をまとめたレポートを発表した。環球網が伝えた。
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第1四半期の金に対する投資は、中国が90.9トンで世界市場の25%のシェアを占め、インドの85.6トン(同23%)を抜いて世界一となった。中国の投資が急増している原因について、同レポートは「インフレに対する不安や株式や不動産に替わる新たな投資対象を求めてのもの」と分析している。同団体の投資研究責任者は「中国人の金に対するニーズの高さには驚くべきものがあるが、この傾向は今後も続くだろう」と予測する。
世界の金市場が大きく伸び始めた07年、インドが世界の金市場で占める割合が61%だった時、中国のシェアはわずか9%に過ぎなかった。その後、中国の金消費量は大きく増加した。ただし、現在に至っても、宝飾品を含めた金市場ではインドが世界最大のシェアを占めており、第1四半期のインドの金消費量は291.8トン、中国は233.8トンとなっている。
同団体の極東地区担当役員は「昨年3月、我々は中国の金市場の規模が2020年には2倍になると予想したが、現在はこの時期がさらに早くなるだろうと考えている」と語る。多くの中国人投資家がインフレヘッジや新たな投資対象として貴金属を選択しており、中でも金が最も人気が高いからだという。(翻訳・編集/HA)
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