<CTR特別提供・中国実態調査>屋外大型ビジョンの広告効果評価システムを開発

Record China    2011年5月18日(水) 10時46分

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13日、中国の市場調査大手・CTR市場研究は広告媒体の一つである屋外大型ビジョンについて、これまでの観察・研究結果を総合した広告効果評価システム「InfoSys OOH」を開発したことを発表した。資料写真。

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2011年5月13日、中国の市場調査大手・CTR市場研究は広告媒体の一つである屋外大型ビジョンについて、これまでの観察・研究結果を総合した広告効果評価システム「InfoSys OOH」を開発したことを発表した。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。

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2010年に開発したこのシステムは、広告へののべ到達率(GRP)・接触割合(リーチ/全ターゲットに占める接触人数)・接触頻度(フリークエンシー/ターゲット1人当たりの接触回数)などから、広告の視聴状況と効果の分析データを掛け合わせ、クロスメディアの広告戦略を数値化することが可能になる。

例えば、2010年6〜11月にかけて北京・上海広州(広東省)・成都(四川省)の4都市市街地で行われたInfoSys OOHを用いた屋外ビジョンの広告視聴状況調査は以下のようになった。調査対象は18〜65歳までののべ1万1200人。

1人1日あたりの屋外ビジョンの平均接触回数は北京が5.3回、上海が5.9回、広州が5.8回、成都が5.8回。1日あたりの平均視聴時間は北京が10.0分、上海が11.8分、広州は12.8分、成都は11.0分。各都市のGRP(リーチ×フリークエンシー)は北京が261、上海が226、広州が252、成都が209だった。(翻訳・編集/愛玉)

■CTR市場研究

本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。



   

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