公安局は「祖国を揺るがす」?故宮博物院が誤字を謝罪―中国

Record China    2011年5月16日(月) 21時7分

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16日、中国・北京の故宮博物院が盗難事件の解決に対する感謝の意を表すため、北京市公安局に贈った「錦旗」(感謝や敬意の気持ちなどを表す錦で作ったペナント)に誤字があったとして謝罪した。

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2011年5月16日、中国・北京の故宮博物院が盗難事件の解決に対する感謝の意を表すため、北京市公安局に贈った「錦旗」(感謝や敬意の気持ちなどを表す錦で作ったペナント)に誤字があったとして謝罪した。中国新聞網が伝えた。

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故宮博物院では8日晩に展示品7点が盗まれたが、わずか3日で犯人逮捕というスピード解決に至った。これに対する感謝の気持ちとして故宮が市公安局に贈ったのが「撼祖国強盛、衛京都泰安」(祖国強盛を揺るがし、首都の泰安を守った)と書かれたペナント。実は最初の「撼」(揺るがす)を同音の「捍」(守る)と間違えたもので、本来であれば「捍祖国強盛」(祖国強盛を守り)となるはずだった。

しかも、当初は間違いを指摘されても「正しい使い方だ」と突っぱねていた。謝罪の内容は「錦旗は工場から故宮のチェックを通さずに直接先方に渡ってしまった」とした上で、「間違いが指摘されても上層部に指示も仰がず、頑なに認めずに屁理屈をこねて公衆を誤って導いた。これにより、故宮の名声に深刻な影響を与えた」というもの。謝罪文は故宮のマイクロブログに掲載された。(翻訳・編集/NN)

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