2011年5月16日までに、中国の2011年第1四半期（1〜3月）の輸入車の総販売台数は前年同期比40．9％増の19万5000台で、国産車の販売成長率を上回ったことが分かった。中国の各メディアが伝えた。

最も成長率が高かったのはSUVで、排気量別では3．0L以下の車が全体の8割を占めた。ブランド別では、ベンツ、BMW、レクサスがトップを守り、上位10ブランドが輸入総数のほとんどを占めた。引き続き高級車のセールスが好調で、輸入車全体の伸び率を上回る状態が続いている。

中国輸入自動車貿易有限公司市場マーケティング部の王存経理は、「東日本大震災の影響で、輸入車の供給に影響が出ているが、秋までには解消するだろう」との見通しを示す。一部車種では供給が3割程度まで落ち込んでいるようだが、第2四半期（4〜6月）には新規登録台数が19万台まで回復しそうだという。（翻訳・編集/JX）