これも経済発展の成果?中国人の自殺率、14年で約12%の急減少―中国メディア

Record China    2011年5月17日(火) 11時18分

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14日、中国人の自殺率は1987年から2001年までの14年間に11.9%減少したことが分かった。写真は福州の学校の心理カウンセリング・訓練センター。

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2011年5月14日、中国人の自殺率は1987年から2001年までの14年間に11.9%減少したことが分かった。新華網が伝えた。

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浙江省杭州市で開かれた第9回危機関与および自殺予防学術年会で、中南大学湘雅公共衛生学院の肖水源(シャオ・シュイユエン)教授が世界保健機関(WHO)のデータを引用し、報告した。それによると、1988〜1990年と1996〜1998年の中国人の自殺率を比較した場合、17.2%減少したことが分かった。「国連世界統計年鑑」でも中国人の自殺率は1987年の10万人あたり22.6人から2001年は同19.9人に下がり、14年間で11.9%減少したとされている。

肖教授は「自殺は各国政府にとって非常に頭の痛い問題」とした上で、その原因は「心理的な問題や精神疾患などが最も大きい」と指摘。「中国のようにこれほど急速に自殺率が減少することは世界でも前例がない。自殺予防研究界の奇跡だ」と強調した。中国の自殺率が急速に減少した原因については、「経済・社会の発展、国民の人生観、価値観の変化、農村在住者などハイリスク群に対する国の積極的な取り組み」などを挙げた。(翻訳・編集/NN)

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