<中国気になる話>「カンフーサッカー健在」の中国、日本クラブ相手に連日のレッドカード

Record China    2011年5月12日(木) 15時44分

拡大

12日、ブログ「Kinbricks Now」は、サッカーACL・ガンバ大阪対天津泰達戦に関する記事を掲載した。引き分け以上でグループリーグ首位突破が決まる天津だったが、完敗を喫した。写真は天津泰達の練習風景。

(1 / 4 枚)

2011年5月12日、ブログ「Kinbricks Now」は、サッカーACL・ガンバ大阪対天津泰達戦に関する記事を掲載した。

その他の写真

2011年5月11日、サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第6節・ガンバ大阪対天津泰達の試合(大阪)が行われた。遠藤保仁、宇佐美貴史がゴールを決め、ガンバ大阪が2対0で快勝した。

天津は第5節終了時点で勝ち点10とグループ首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めていた。しかし、決勝トーナメント1回戦はホーム&アウェー方式ではなく、グループ1位突破チームのホームで行われる一発勝負。上位を狙うためには、引き分け以上の結果が求められる一戦だった。

しかし、ふたを開けてみると、引き分けどころか0対2の完敗。さらに後半ロスタイムにペナルティーキックを与えたゴールキーパーのレッドカード、イエローカード5枚と反則を重ね、次戦の大事な決勝トーナメント1回戦ではなんと主力5人が欠場する事態となった。天津にとっては最悪の試合となってしまった。

中国ではACLの注目度が高く、出場した4チームいずれもが万全の準備を整えて大会に挑んだ。しかし、出場4チーム中、グループリーグを突破したのは天津1チームのみ。出場4チームすべてがグループリーグを突破した日本、4チーム中3チームがいずれも1位突破を決めた韓国との間には大きな差があることが鮮明となった。

また、ファウルの多さやダーティーなプレーも目立つ。特に10日のセレッソ大阪対山東魯能の試合では、山東は大けがにつながりかねない危険なスライディングタックルでレッドカードを受けたほか、イエローカード7枚と反則を重ねた。「カンフーサッカー健在」を印象付ける試合となり、11日付の遼寧晨報は「サッカーで負けた、人としても負けた」との見出しで、批判的に報じた。(筆者:chinanews)

■中国在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携