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8日、印紙インディアン・タイムズは核保有国の状況に関する記事を掲載した。中国が現在保有する軍用核物質はウラン16トン、プルトニウム1.8トンと推定している。写真は中国国家核安全局。
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2011年5月8日、印紙インディアン・タイムズは核保有国の状況に関する記事を掲載した。米ハーバード大学ケネディスクール・ベルフォートセンター発表の報告書を引用したもの。中国が現在保有する軍用核物質はウラン16トン、プルトニウム1.8トンと推定している。これまで予想されていた量を大幅に下回る数値だ。9日、環球網が伝えた。
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ハーバード大学の研究者、張輝(ジャン・フイ、音訳)氏によると、中国は1987年から軍用ウラン反応炉、1990年からプロトニウム反応炉の拡張をストップしている。原子力開発の重心は民間向けへと大きく転換したという。衛星写真などのデータからもこうした転換は裏付けられる。
核物質保有量が想定を下回っていたとはいえ、中国の核はなお周辺国にとって脅威だとインディアンタイムズは指摘する。中国は現在、240基の核弾頭を保有している。また、ミサイル防衛(MD)など米国が防衛システムを強化した場合、中国は大陸間弾道弾の増産などで対抗するとの予測を示した。(翻訳・編集/KT)
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