東北地方の留学生、新学期に戻ったのはわずか3割―日本

Record China    2011年5月10日(火) 11時30分

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9日、東日本大震災の影響で一時帰国したり他の地方に避難したりした東北地方の留学生の7割近くが、新学期が始まっても戻っていないことが分かった。写真は3月16日、新潟の避難所で帰国便を待つ被災した在日中国人たち。

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2011年5月9日、東日本大震災の影響で一時帰国したり他の地方に避難したりした東北地方の留学生の7割近くが、新学期が始まっても戻っていないことが分かった。華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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文部科学省が実施した調査によると、4月20日時点で東北地方の各大学に在籍していた留学生のうち、大学周辺または近隣の地域にいることが確認できた人は全体の35.1%にとどまった。文科省は多くの留学生が震災後、一時帰国をしたり他の地方に避難したりしたとみて、引き続き調査を実施するとした。

調査対象は、全国の留学生を受け入れている国公私立大学から所在地や規模を考慮した上で任意に抽出した70大学。留学生は合わせて2万376人だが、学校周辺または近隣の地域にいることが確認されたのは全体の86.6%(1万7643人)だった。一方、東北の9大学に在籍する留学生2316人のうち、確認できたのはわずか814人(31.5%)にとどまった。(翻訳・編集/NN)

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