<中国・少数民族の華>奴隷制度を持っていたイ族(上)―雲南省

Record China    2007年1月18日(木) 2時21分

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中国で公認された56民族のうち、7番目に人口が多いというイ族。雲南省を中心とする山岳地帯に住む彼らは、山の民らしく独自のさまざまな習慣を持っている。

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イ族は主に中国の雲南省、四川省、貴州省、広西チワン族自治州の山岳地域に住む少数民族で、人口約650万人。中国政府が公認している56の民族の中で、7番目に数が多い。6種の方言に分かれるイ語という独自の言葉を持ち、イ語という表音文字を用いる。宗教は精霊信仰で、道教や仏教の影響も色濃い。

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イ族は義理と人情を重んじ、また女性に手荒なことをしない民族だという。女性に大使乱暴な言葉遣いをしたり殴ったりしてはならないという決まりがあり、女性であれば敵でも殺すことはない。風変わりな習慣としては、新郎の弟が新婦を背負って嫁ぎ先へ向かう、「背負い婚」が行われている。

かつてイ族社会には奴隷制が敷かれ、主に貴族である「黒イ」と平民の「白イ」に分けられていた。白イと他民族は奴隷の扱いだったが、時には自分の土地を持ち、自ら奴隷を使う自由な白イもいたという。こうした奴隷制は、1949年の中華人民共和国成立後もしばらく続いていた。四川省の凉山イ族自治州で、会議によって奴隷解放が決まったのは1956年。古代からの奴隷制に終止符が打たれた。

<中国・少数民族の華>シリーズでは、中国の少数民族が持つ文化や伝統、さまざまな表情についてお伝えしている。

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